何をどう捉えたか…それが重要。

先々週の金曜日。
ソフトウェアのテストに造詣が深い、とある大学の先生が、当社の品質管理部門が主催する当社社内向けの講演会(まあ親会社のシステム総括部門も来ていたが)に招かれた。その講演会には僕を含め、何人か参加するように言われていた。

いろいろと会社自体の存亡の危機なのにこんなことに費用を使うのも何だかなぁ、とも思ったけれども、反面、確かに今後は今年以上に少ないコストで生産性を上げる事が迫られるのが明白なので、こうした機会も意義はあるのだろうとも思った。

先日マネージャーから、僕に今度の部内会議でその講演会について報告するよう頼まれた。
僕の主観的な受け止め方を含めて……というか、主にそっちの方を期待しての話なんだろうと理解した。

うちの部長は、セミナーでも何でも、その内容よりも、参加したメンバーが「何をどう捉えたか」という点を、とても重要視する。

最近はその手の報告は若手に回っていた傾向があるが、どう捉えたかを自分の言葉で伝えられる者は少なかった。
その辺りを踏まえての人選であると思われた。

期待通りになるかはわからないけれども。
自分なりの言葉で報告しようと思う。